『聞き流すだけで英語が話せるようになる』、はありえない?

みなさま、こんにちは。

英語を学んでいると、英語の教材が欲しくなりますよね?探そうにも「聞き流すだけで話せるようになる」、「ネイティブのように話せるようになる」などのキャッチコピーに溢れて、どれが効果があるのかもわかりにくい。そこで、今回は『聞くだけで英語は話せるようになる?』という質問についてお答えしたいと思います。

この記事はYouTubeの動画を元にまとめています。こちらもぜひご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=6Z9ShJd5V0Q

●英語を聞き流すだけで英語は話せるようになるのか●

英語を聞くだけで話せるようになるかというと、その答えは「NO」。言葉を話せるようになるということはそんなに単純なことではありません。

なぜそう言い切れるかというと、これまで海外育った片親を日本人に持つ子供達にたくさん関わってきましたが、親が常に日本語を話しているにも関わらず、聞くのは理解できるけれど、話すことができない子が多いのです。聞いて理解出来るのに話せないということは、やはり話す練習をしなくては話せるようにはならないということですよね。

以前に流行った『聞き流すだけで英語が口から飛び出す』がキャッチコピーのスピードラーニングという英会話教材も現在では事業終了していますが、やはり’’聞くだけ’’で話すようになるのは無理があるということでしょう。

もしかすると、耳で聞いたことをそのまま覚えて、話せるようになるような達人もいるかもしれませんが、そんな能力のある人はまずわざわざ教材を探すまでもなく、すでに何ヶ国語も操る天才であるに違いありません。

●どうしたら英語を話せるようになるのか●

英会話上達のカギは「日々努力」、とにかく「話す、話す、話す!」です。

それができないから、効率のいい教材を探しているんでしょー、という話なんですが、実際それしかないんですよね。教材も安くはないので、安易に飛び付かないで、洋画でもアプリでも自分に合った物で毎日コツコツ口に出して、耳で聞いて、声に出してみる、を繰り返すことが秘訣です。

●聞き流すことに意味はないのか●

聞くだけで話せるようにならないとは言っても、聞くことが無駄なわけではありません。目的が違うだけです。英語を聞き流していることで

  • 英語が自然と耳に入ってくるようになる
  • 知っている単語が聞き取れるようになる
  • 自分が普段使わない言い回しを学べる

このように、聞いているだけでも学べることがたくさんありますので、英語を聞くこと自体は大変オススメの勉強法です。

●まとめ●

英語を話せるようになるには、文法を理解して、相手の言っていることが理解できて(リスニング)、自分で何度も口に出して言ってみる(スピーキング)、この全てが必要ということです。寝ている時に英語を聞き流しているだけで話せるようになれれば最高なんですけどね…やはりそんな甘くはないようです。

しかし、効率のよい勉強法、コツを知っていれば、無駄なく英語を習得することはできます!今後も英語を学ぶポイントなど動画と共にシェアしていきますので、ぜひぜひご活用ください⭐️